スペインのオンラインアパレル商品の販売が急成長

スペインのCinco Días日報2010.12.07によると、電子通信市場委員会（CMT）の最新データによると。

　　スペインのインターネットオンライン取引市場は成長を続けており、2010年第2四半期の売上高は18億3530万ユーロに達し、前年同期比28%増加した。そのうち、西国企業は10億1300万ユーロを占め、残りの8億2200万ユーロは西国の人々が他の外国サイトで買い物をした金額である。また、CMTによると、経済危機の影響で2009年第1四半期の西国オンラインショッピングの売上高は大幅に後退したが、2010年第2四半期になると、成長を回復しただけでなく、過去最高を更新し、取引数は2376万件に達し、1取引当たりの平均金額は77ユーロだった。

CMT報告書によると、観光業の商品は航空券、地上旅客輸送チケット、旅行会社サービス、旅館などのオンライン取引の大口で、2010年第2四半期のオンライン商品の取引額は7億ユーロに達した。

また、注目すべきは、オンラインアパレル商品の販売最近急速に成長し、取引額は4800万ユーロに達し、オンライン商品の販売ランキング第6位に位置し、教育商品に次ぐ規模となっている。本（2010）年上半期のオンラインアパレル商品の販売は（2009）年同期に比べて5倍近く増加し、売上高は1900万ユーロから9000万ユーロに増加した。また、上記のデータにはZaraオンラインストアの売上高は含まれていませんが、H&M、Mango、Cortefielなどの大手紡績グループのオンラインストア、PriveeやBuyVipなどのオンラインアパレルの滞貨センターが含まれています。

また、CMTランキングのデータによると、その他の産業のオンライン商品販売の多寡は、ダイレクトオンラインマーケティング（1億2050万ユーロ）、オンラインベットとカラーチケット（1億900万ユーロ）、および各種ショーとスポーツのチケット（8600万ユーロ）などの順だった。