三星(サムスン)がスポーツウェアブランドunder Armourとアップルiwatchに対抗

三星(サムスン)は、着用可能なスマート製品分野で米国の人気スポーツ装備ブランドUnder Armourと提携していると報じられた。新製品はアップルのiWatchと競争するという分析がある。

　アップル社iWatchの販売では、ナイキ社が着用可能なスマート製品FuelBandを開発したエンジニアを任用したほか、スイスの高級時計ブランドの豪雅時計から人材を発掘し、NBAのスター選手たちと協力して製品の人気を増やそうとしているようだ。iWatchは2014年11月から量産を開始すると発表された。

スマートフォン分野でiPhoneに対抗できるギャラクシー系携帯電話を作った三星は、着用型スマートフォンでギャラクシーギア、ギア2、ギアフィットを発売し、関連市場の71%を占めた。しかし、市場を率先して占領した三星にとって、iWatchからの追撃は脅威になるに違いない。

三星はウェアラブルスマート製品の競争力を高めるため、人気スポーツウェアブランドのアンダーアーマーと提携する。Under Armourは1996年に設立され、比較的若いブランドですが、すでにその高性能で多くのアスリートの支持を得ており、人気ブランドとなっています。ウェアラブルコンピュータで三星と協力すれば、ブランドイメージの向上に積極的な意義がある。

アップルはナイキと密接な関係を維持しており、アップルの店でもナイキのFuelBand製品を販売している。iWatchとGearシリーズの対決は、ナイキ社と人気ブランドのUnder Armourの対決ともいえるかもしれない。